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■サラ金はアリ地獄に似ている

サラ金はアリ地獄に似ています。すり鉢状の穴に落ちたアリにすれば、右であっても左であっても、とにかく抜け出ることができれば助かるように見えます。でもアリ地獄の穴は、実はどう動いても必ず真ん中で口を開いているアリジゴクに捕まるようにできているのです。

債務者はサラ金の返済が厳しくなると、色々な脱出の方法を考えます。夜逃げであれ、踏み倒しであれ、自転車操業であれ、一見すると方法は色々あるように見えます。しかし実際にはアリジゴクと同様、一方通行の袋小路に入ってしまっているのです。


■苦肉の策はますます自分の首を絞める

借金の理由は、人によって本当にさまざまです。家族の生活費や医療費、不意の不祝儀のようなせっぱ詰まった人もいれば、にわかに訪れたデートのチャンス、パチスロ、競馬、キャバクラなど、遊興費に充てるための人もいます。

一社からの借入であれ、複数のサラ金から借金をしている多重債務であれ、はたまたサラ金以外の人たちから借りているのであれ、いずれにしても借金の返済ができないとなるとこれは債務超過となります。しかし居留守や逃亡の末に踏み倒しができたというケースは実はほとんどありません。とくに正規のサラ金会社であれば、これはほぼ不可能だと断言できます。サラ金会社は金利を膨大に増やした末、債務の時効寸前に、時効の延長を図るためです。

居留守も踏み倒しも意味がない。それであってもサラ金からの取立を何とかしたい。すると債務者の中には苦肉の策として、サラ金と交渉しようとする人も一定数存在します。ところがこの行動は結果的にますます債務者の首を絞めることになってしまうのです。