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■居場所を変えるヤミ金業者

090金融はヤミ金業者の中でもとりわけ居場所を特定しにくいものです。これは090という携帯電話特有の機能からも容易に推察できるはず。

実際、ヤミ金業者の中には週に一回、多ければ数日に一度の割合で国内を転々と移動している者も存在します。このような090金融の場合、仮に警察が居場所を特定して踏み込んだとしても、そこは既にもぬけの殻となっていることが往々にしてあります。

090金融の被害に遭った債務者の方の中には090金融を逮捕して欲しいと思う方も少なくないでしょう。とくに090金融の脅しや取り立てによって会社を解雇されたり、一家離散のはめに陥ったのであればなおさらです。

■090金融は被害の解決を優先に

しかし被害の解決と逮捕はわけて考えるべき。090金融が逮捕されるケースは大きくわけて2つあります。1つ目はオレオレ詐欺のように他の犯罪も絡めて検挙されるケース。この場合、警察は大掛かりな捜査本部を設定して逮捕するため、確実性は高いものです。ただし、これは警察側の事情によるものであり、債務者が090金融の被害にあったからといって動いてくれるわけではありません。

もう1つは090金融業者の被害が大きくなったとき。これはたとえば「タカダ」と呼ばれる090金融業者が、あまりにもたくさんの人に深甚な被害を与えたとします。警察側に「タカダ」の相談があまりにも多く寄せられた場合、警察も被害届を受理するかたちになるでしょう。

■逮捕も不可能ではないけれど

具体的には携帯電話は発信した後、GPSなどで居場所を特定することができます。このため、警察が本腰を入れれば逮捕することが可能となるのです。

ただし、これもあくまでも被害があまりにも大きくなった場合に限ります。090金融はヤミ金の一種であり、彼らを逮捕させるよりも、債務者自身の被害を収束させることに専念した方がより良い人生の再起へと踏み出せることは間違いありません。