ヤミ金被害と対策 1000の法則

闇金問題と被害を回避するには。そのための1000の助言。 あなたが一刻も早くその生活から抜け出せますように。

闇金と人生の敗者

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■ヤミ金との約束はあてにならない

複数のヤミ金業者から借入をして「まだ返済日前だからだいじょうぶ」と思っている債務者はたくさんおられるようです。しかしヤミ金業者との口約束などまったくあてになりません。

ヤミ金業者との間には、借用書すら意味を持ちません。ヤミ金との間に交わした借用書が法的に無効であることは債務者ご自身もご承知のはず。であると同時に、ヤミ金にとっても借用書は「とりあえず作っておく」程度の意味しかありません。要するに「そろそろこの債務者はトビそう(返済できなくなりそう)だ」と踏んだら返済日の期日に関係なく一方的に取り立てを始めてしまいます。

こうなると事態は一刻を争います。ヤミ金業者も本腰を入れて最後の一銭にいたるまでお金を取り立てようとしてくるからです。するとあまりにも急の事態に債務者はパニックになってしまいます。


■ヤミ金は債務者の周囲を突いてくる

みなさまもニュースでたびたび見たことがあるはずです。ヤミ金への返済のために会社のお金を横領した人や強盗に入った人など、これらはみんなヤミ金のせいで人生を棒に振ってしまった債務者のケースです。

上記のようなものは氷山の一角です。表沙汰にはなっていませんが、親戚の家からハンコや通帳を盗み出したり、実家や義実家の不動産をヤミ金に渡してしまったという人も世の中には掃いて捨てるほどいます。

ヤミ金業者はこのように債務者の裏をかき、意表を突くかたちで唐突な嫌がらせを開始します。ヤミ金被害に遭ったと思ったら、大切なことは早めの対処。この行動こそが、ヤミ金被害を大きくしないために一番大事なことだと断言できます。

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■裁判は証拠がすべて

社会一般の方と法律職はものの見方がひっくり返っていることがあります。その最もわかりやすい例は裁判です。

ヤマダさんにひっぱたかれたとスズキさんが訴えたという事例があったとします。スズキさんはヤマダさんに平手でひっぱたかれたと主張しますが、ヤマダさんの弁護士は、蚊がついていたから軽く手で抑えただけと主張します。

これだけではどっちが正しいのかわかりません。このとき、たとえばヤマダさんがスズキさんにお金を貸していた証拠が出てきたとします。また、ヤマダさんがたびたびスズキさんの胸ぐらをつかんで、お金を返せとすごんでいたという証言もあったとします。こうなると状況は少し変わります。

人のものの見方は千差万別です。受け取り方も全然違います。自動車を運転していて、歩行者を跳ねた人というと聞こえは悪いです。でも、当たり屋がぶつかってきたといえば事態は全然違います。でも、実は当たり屋ではなくて酔っ払ったサラリーマンだったかもしれません。よろよろ車に近づいてしまったのが、つい飲み過ぎた善良なサラリーマンなら許されても、お調子に乗った大学生だとまた印象は変わるかもしれません。失恋したてで自殺しかけた女性でも、また印象は変わるかもしれません。

こういう無限の切り口の中で、唯一の決め手となるものは、証拠です。この証拠とは多くの場合、書類となります。

■ヤミ金業者は証拠を作る

ヤミ金業者の中には白紙委任状を作らせる者もいます。白紙でなくても、借用書に元金も金利も一緒くたにするのは当たり前です。

こういうとき、ヤミ金業者の中には「書面の上だけだから」というものがいます。しかしこの言葉は恐ろしいものです。書面の上だから、といいますが、書面こそがいざというときには絶対の証拠になるのです。

図面の上だから、書面の上だから、形だけだからと述べてくるヤミ金の言葉につい「そうなのかな」と乗ってしまうと、後日、いくら借金を負わせられても文句はいえない事態になります。会社を乗っ取られたり、土地や家屋を奪われてしまいます。

なぜなら、公的機関に登記された書類こそが、お金や法人や土地の証明だからです。

図面の上、書面の上とは、すなわち登記した書類を書き換えます。つまり、借金を負わせます。土地をもらいますといっているのと同じことなのです。

ヤミ金業者が書類を求めてきた場合には、その中身を徹底して精査すべきです。それを怠ってしまうと、取り返しのつかない事態を招きかねません。

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■何をもってヤミ金業者とするのか

ヤミ金業者というものは、ざっくりと法律的に述べると、無登録で法定金利を逸脱した融資を行い、脅迫的な言動で取り立てを行う業者であるものです。

しかし、現実問題では何をもってヤミ金業者と判断するのか容易ではないケースも存在します。たとえば一般の方が、インターネット内で「お金を貸します」という個人の書き込みを見かけたとしましょう。

この相手が違法な金利を取っていたとしても、たとえばヤミ金につきものの「初回金利」や返済の利息を含めた分を借用書として作った場合、ぱっと見には債務者は金利を含めた返済額が元金のように見えます。

またこのような個人の人間が取り立てを行い、それが違法であったとしても債権者側は「別に俺はヤミ金のように業として行っているわけではないから」としらばっくれることもあるでしょう。

こういう場合、警察も動きにくいのが実際のところです。このため、債務者の中には「こういう個人はヤミ金じゃないのかな」と思ってしまう人もいるようです。

しかし当所にすればこれらの行為はすべて立派なヤミ金。もちろん法的にそうであるだけではなく、当所としてはヤミ金業者のしらばっくれた言動を一瞬でひっくり返すことができます。

普通の生活をしている方からすると、何をもってヤミ金とするのかわかりにくい業者もたくさん存在しています。そしてそれがいざヤミ金業者だったらどうなるのでしょうか。

■ヤミ金という響きを軽々しくとらえない

「ウシジマくん」や「ミナミの帝王」のようなまんがの影響でヤミ金業者は比較的ポピュラーな存在として社会に認識されつつあります。イロモノ・キワモノを扱う作品として、ヤミ金は確かにおもしろいものでしょう。


しかし、まんがの内容を信じて「これがヤミ金なんだ」などと思うとえらいことになります。とくにエログロ雑誌やまんが・映画の影響でヤミ金を踏み倒そうなどと画策した場合、襟首をつかまれてケタオチ飯場、いわゆるタコ部屋労働で監禁されてしまえば、もう逃げ出すこともできなくなる可能性も十二分にあります。

「ヤミ金業者」と一口でいっても、ちんぴらやら半グレの連中が行っているものもあれば、個人が自分でヤミ金だと認識しておらずに内々でお金を融通させているものもあります。やくざなどの反社会的勢力が加担しているものもあれば、詐欺師のグループがオレオレ詐欺などと併せて犯罪を行っているものもあります。

ヤミ金業者はごく一般の社会の人が関わるものではありません。そのような犯罪に鼻を突っ込むべきでは断じてないのです。しかし暴力団の世界には「もめごとはどんどんやれ。金になるから」という言葉があります。放っておいても一方的にこちらに関わってくるものは犯罪でもあるのです。

だからこそ、まずはヤミ金と思しきものは近寄らないこと。そして万一ヤミ金被害に遭ってしまったのであれば、一分でも一秒でも早く対策を講じることです。

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■弁護士・司法書士でも悪人は存在する


ヤミ金から取り立てをされれば誰だってパニックになってしまいます。大至急の対策を考えてヤミ金被害を処理してくれる弁護士を探す人も多いはずです。

しかし、たとえばインターネット内でヤミ金被害を解決しますと標榜している弁護士・司法書士ですら能力はさまざま。

能力の低い弁護士・司法書士の中にはヤミ金被害の対策の受任をしたにも関わらず、なかば丸投げで放置したり、後回しにされたりした債務者の方もいるようです。

これでは何のために委任をしたのかわかりません。ですが、中にはもっとひどい悪徳弁護士・司法書士も存在します。弁護士・司法書士のような法律家であればみんな人格者であると思うのは大間違いです。人間である以上、たとえどんな業種であれ、良い人間もいれば悪い人間もいるものです。

世の中には悪人も同然の弁護士や司法書士が存在します。法律の抜け穴さえ見つければ何をやっても良いと考えているような連中です。サラ金会社にも顧問弁護士がついていますが、大手のサラ金であればそれはあくまでも駆け引き、和解交渉のために法律を利用しているに過ぎません。

■信用できる法律家か疑う心のゆとりを

まして世の中には反社会的勢力と結託しているような弁護士も存在しています。具体的にいえばヤミ金業者と結託して裏で顧客名簿を流したりする者です。もしくは「嫌がらせを止めるかわりに○○という弁護士(司法書士)に対策を委任しろ」とヤミ金にいわれたというようなケース。もちろんこれもヤミ金業者と結託していることは明白です。

食い詰め弁護士や司法書士は今では社会にごまんと存在しています。ヤミ金被害に遭った際、大慌てでとにかく近くの弁護士事務所に駆け込む人もいますが、それは到底おすすめできるものではありません。最悪であれば上記のような悪徳弁護士・司法書士に遭遇してしまう可能性も否めないのです。

ヤミ金被害に遭った際には、まず落ち着いて、本当に信用できる弁護士・司法書士であるかを確認する心のゆとりを持つように心がけましょう。

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■ヤミ金被害者同士が情報交換すると

ヤミ金業者から借入をした人の中には、いわゆる「2ちゃんねる」をはじめとするインターネットの掲示板やSNSなどで、ヤミ金業者の電話番号をはじめとする情報交換を行っている方々も見受けられます。

内容は主に、業者の電話番号と取立の方法や内容・態度などについて。どちらかといえば「取立がひどい」といったグチ的な書き込みが目立ちますが、中には真摯にそれらを読んでいる方もおられるようです。

これらのようなヤミ金被害者同士の情報交換は百害あって一利なしというくらいにおすすめしません。というのは、これらの掲示板で書き込みをしている人は、お互いに現在取り立てを受けていて返済ができない人たちであるためです。

助からない状況を作ってしまっている人の中に自分が加わってしまうということは、後日、自分も絶望的な境地で「ここはひどいヤミ金です」と書き込みをするような状況に近くなってきているということ。

そもそもヤミ金業者の電話はほぼすべてが債務者に作らせた架空携帯です。他人名義である上に、長くもっても2か月といった番号などいちいち真に受けていてもしょうがありません。しかもヤミ金業者はみんな偽名です。「タナカ」だの「ヤマダ」だの名前を覚えたところでまったくもって無意味どころか、頭の中で恐怖がふくらむ分、遥かに悪い結果を招きかねません。


■子供の書き込みのせいでヤミ金被害が生じることも

ヤミ金被害者同士で交換できる情報はありません。これは断言できます。インターネットのような玉石混交の場所では、ヤミ金被害どころかアルバイトすらしたことないような中学生くらいの子どももたくさんいます。そういう子どもが平気で「ヤミ金が実際に現れるわけがない。現れたのならその場で通報すればいい」などとしたり顔で書き込みをしています。

これはとんでもない間違いです。ヤミ金業者は他の債務者や使い捨てのチンピラや不良を用いて取り立てをすることがありますし、完全に返済できなくなった債務者に、別の債務者の取り立てをするように命じることもしょっちゅうです。

このようにヤミ金業者は本当にどんなことでも行ってきます。マグロ漁船だの、臓器売買だのは脅し以外ではさすがに当所も聞いたことはありませんが、女性を風俗に売り飛ばしたり、男性をケタオチと呼ばれるタコ部屋飯場で働かせて覚せい剤漬けにしたりする話は実際に耳にしたことがあるのです。

ヤミ金業者から取立が始まると携帯電話が鳴りっぱなしになります。人によっては携帯の電源を入れることさえ怖くなってしまうでしょう。だからこそ、万一の際が起こらないように事前にリスクヘッジをしておくことが大切なのです。

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