sagishi_man



■何をもってヤミ金業者とするのか

ヤミ金業者というものは、ざっくりと法律的に述べると、無登録で法定金利を逸脱した融資を行い、脅迫的な言動で取り立てを行う業者であるものです。

しかし、現実問題では何をもってヤミ金業者と判断するのか容易ではないケースも存在します。たとえば一般の方が、インターネット内で「お金を貸します」という個人の書き込みを見かけたとしましょう。

この相手が違法な金利を取っていたとしても、たとえばヤミ金につきものの「初回金利」や返済の利息を含めた分を借用書として作った場合、ぱっと見には債務者は金利を含めた返済額が元金のように見えます。

またこのような個人の人間が取り立てを行い、それが違法であったとしても債権者側は「別に俺はヤミ金のように業として行っているわけではないから」としらばっくれることもあるでしょう。

こういう場合、警察も動きにくいのが実際のところです。このため、債務者の中には「こういう個人はヤミ金じゃないのかな」と思ってしまう人もいるようです。

しかし当所にすればこれらの行為はすべて立派なヤミ金。もちろん法的にそうであるだけではなく、当所としてはヤミ金業者のしらばっくれた言動を一瞬でひっくり返すことができます。

普通の生活をしている方からすると、何をもってヤミ金とするのかわかりにくい業者もたくさん存在しています。そしてそれがいざヤミ金業者だったらどうなるのでしょうか。

■ヤミ金という響きを軽々しくとらえない

「ウシジマくん」や「ミナミの帝王」のようなまんがの影響でヤミ金業者は比較的ポピュラーな存在として社会に認識されつつあります。イロモノ・キワモノを扱う作品として、ヤミ金は確かにおもしろいものでしょう。


しかし、まんがの内容を信じて「これがヤミ金なんだ」などと思うとえらいことになります。とくにエログロ雑誌やまんが・映画の影響でヤミ金を踏み倒そうなどと画策した場合、襟首をつかまれてケタオチ飯場、いわゆるタコ部屋労働で監禁されてしまえば、もう逃げ出すこともできなくなる可能性も十二分にあります。

「ヤミ金業者」と一口でいっても、ちんぴらやら半グレの連中が行っているものもあれば、個人が自分でヤミ金だと認識しておらずに内々でお金を融通させているものもあります。やくざなどの反社会的勢力が加担しているものもあれば、詐欺師のグループがオレオレ詐欺などと併せて犯罪を行っているものもあります。

ヤミ金業者はごく一般の社会の人が関わるものではありません。そのような犯罪に鼻を突っ込むべきでは断じてないのです。しかし暴力団の世界には「もめごとはどんどんやれ。金になるから」という言葉があります。放っておいても一方的にこちらに関わってくるものは犯罪でもあるのです。

だからこそ、まずはヤミ金と思しきものは近寄らないこと。そして万一ヤミ金被害に遭ってしまったのであれば、一分でも一秒でも早く対策を講じることです。